一般歯科|口臭の原因になる食べ物とは?口臭予防についても解説!
2024.04.17
皆さんこんにちは。
瀬戸市にある歯医者【こばやし歯科】です。
口臭の原因はさまざまですが、食べ物もその一つです。特定の食べ物は口臭を引き起こす原因となりますが、同時に口臭を改善する効果もあります。そこで今回は、口臭の原因や改善につながる食べ物についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
口臭の種類
口臭には大まかに4つの種類があります。
外的口臭
食べ物やタバコ、アルコールなどの摂取によって発生します。
特にアルコールは口内の乾燥を招き、口臭を強める傾向があります。
生理的口臭
誰にでも少なからず口臭はありますが、唾液量の減少が原因とされています。
病的口臭
病気が原因で起こる口臭で、主に歯周病や虫歯などが代表的です。
心理的口臭
実際には口臭がないにも関わらず、思い込みから発生します。
口臭に過剰に気を使うことが原因です。
口臭の原因になる食べ物
ニンニク・ニラ・玉ねぎ・ネギ類
口臭の原因となる食べ物には、ニンニク、ニラ、玉ねぎ、ネギ類などがあります。これらの食品には、「アリシン」と呼ばれる成分が含まれており、口臭の元となります。アリシンには疲労回復や血糖値の上昇を抑制する効果がありますが、その強烈なニオイが気になる点です。
発酵食品
納豆やキムチのような発酵食品は製造過程で菌が発酵し、アンモニアが発生します。これにより、発酵臭が強くなりますがその臭いは体内で吸収されず、口内で解消されます。食べた直後は口臭がひどくなりますが、数時間で改善されます。
脂の多い肉
脂の多い肉を食べると体内での分解時に悪臭が発生します。この悪臭が血流にのって肺に到達し、口臭となります。
コーヒー
コーヒーの臭いの原因とされるのは主にカフェインです。カフェインには利尿作用があるため多くの水分が尿として排出されます。その結果、口の中の唾液が減少し、口の中が乾燥して口臭が発生する可能性があります。
砂糖を含むお菓子
砂糖を多く含むお菓子を食べると口腔内の細菌が活発になります。そして虫歯や歯周病が進行し、結果的に口臭の原因となります。
口臭改善・口臭予防になる食べ物
フルーツ
口臭改善や予防に効果的な食べ物として、特にリンゴやパイナップル、キウイ、レモンがおすすめです。リンゴに含まれるポリフェノールは口臭の原因となる成分を抑制します。固いリンゴをかじることで歯の汚れが取れ、よく噛むことで唾液の分泌も促進されます。また、パイナップルにはタンパク質を分解する酵素が含まれており、口の中を清潔に保ちますし、キウイも同様にタンパク質の分解を助ける成分を含んでいます。そして、レモンは酸味があり唾液の分泌を促進して口内の細菌を抑える効果があります。
緑茶
緑茶には特にカテキンという成分が豊富に含まれています。このカテキンには抗菌作用があるため、口臭の予防に効果が期待できます。他にもウーロン茶や紅茶にカテキンが含まれていますので、水分補給の際にお茶を選ぶのも良い方法です。しかし、飲み過ぎるとカフェインやタンニンなどの成分を過剰摂取してしまう可能性があるため、バランスを考えながら飲むようにしましょう。
チョコレート
チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールには抗菌作用があり、歯周病の殺菌効果が期待できます。ただし、砂糖が多く含まれているミルクチョコレートではなく、ビターチョコレートを摂取する必要があります。
ヨーグルト
ヨーグルトには腸内環境を整える善玉菌が含まれています。便秘などで腸内環境が乱れると有害物質が蓄積され、それが血流を通じて肺に到達し、息に混ざって悪臭を放ちます。ヨーグルトを定期的に摂取することで、腸内環境と口臭の改善が期待できます。
瀬戸市の歯医者なら【こばやし歯科】へ
口臭は、年齢や性別に関係なく誰もが気になるエチケットの一つです。口臭予防のためには、体の健康だけでなく栄養バランスの取れた食事を心がけることが重要です。また、口のトラブルが気になったら、放置せずかかりつけの歯医者に相談しましょう。
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